INTERVIEW

現場での経験を糧に商品開発へ。
自分が考えた商品がお客様の口に届く喜びは、
何物にも代えがたいやりがいに。

商品開発チーム

三溝 綾子

早くから責任ある立場を経験。
上司や先輩の助けがありがたかった。

もともと食に関わる仕事をしたいと考えていて、学生時代から栄養学を専攻して、管理栄養士や栄養士の資格も取得しました。長崎県出身なのでリンガーハットはとても身近な存在だったのも大きかったですが、それ以上に、面接時に感じたアットホームな雰囲気や、女性の活躍を推進したいという熱意から、こういう場所で働きたいと心から思えたのが入社のきっかけです。
最初は現場で経験を積むという方針のもと、店舗でオペレーションやお客様への接し方、スタッフとどう一丸となって取り組んでいくかなど、多くのことを学びました。2年目で店長となり店舗を任せてもらえたのですが、若いうちから責任ある立場に置いてもらえたのは、自身の成長という観点からもとてもありがたかったです。店舗を率いることに悩んだり、苦戦したりということもありました。しかしその都度、上司や先輩方が私の目線に立って、アドバイスしてくださったり、手を差し伸べてくださったり、面接時に感じたままの恵まれた環境でした。会社の文化といいますか、九州の人が多いので、人を助ける土壌とか、あたたかさがあるのかなとか個人的には思っています。

希望していた商品開発チームに配属。
現場での経験が生きている。

3年間の現場での経験を経て、4年目からは商品開発チームとして新商品の開発に携わっています。入社をした時から商品開発で活躍したいという将来的な希望は伝えていたので、それを考慮してもらったのだと思っています。来年からは本人の希望や適性を踏まえて異動できるような新たな仕組みができるそうなので、より自分の思い描いた活躍ができる環境になりそうですね。
商品開発は現場で今まで見えていた世界と180度変わったような場所なので、ここでも日々学ぶことが多くあります。常に勉強させてもらえるありがたさを感じると同時に、現場で培ってきた経験が生きていると実感しています。商品開発はお客様においしいと喜んでいただけるのはもちろん、店舗でのオペレーションも考えて商品を開発しなければなりません。やはり現場で学んでいなかったら、ピークの時の大変さや、お客様にどう提供するかなど分かっていなかったと思います。また、店舗ではお客様の表情や反応も直接見てきたので、それを糧にして頑張っていきたいです。現場の経験なくして今のお仕事はありません。

自分が考えた商品に対するお客様の言葉が活力。
そのために、常にアンテナを張っている。

今は季節商品や外販商品と呼ばれる、冷凍商品やレジ横に置かれるお菓子などの開発に携わっています。異動してまだ1年経っていないなかで、既に2商品を店頭に並べることができました。リンガーハットの規模だと1日にとても多くのお客様に商品を召し上がっていただくので、プレッシャーとともにやりがいも非常に感じています。自分が考えた商品をお客様が手に取ってくださって、食べてくださって、おいしいですとかまた来ますと言っていただける。その言葉が次への活力につながっています。
日々の生活のなかでも、アンテナを常に張り、アイディアをふくらませるようにしています。今、世間がどういう食品に関心が集まり、求められているのかなど、実際に流行っているお店に食事に行ったりして、自社の商品に生かせないかを考えています。また、担当する冷凍商品は、今はおいしいが当たり前。年々レベルが上ってきて、いかに手間なく調理ができるかなど、求められているものも増えています。積極的に他社商品も購入して、お客様の立場で作ってみて食べてみてという研究も、日常的に行っています。

SCHEDULE

  • 8:30~
    出社、メールチェック、1日のスケジュールの確認
  • 9:00~
    新商品の試作
  • 13:00~
    休憩 昼食
  • 14:00~
    試作後の商品概要の調整
  • 15:30~
    新商品の試作
  • 16:30~
    デスクワーク、メールチェック
  • 17:00~
    退社
コロナで再認識した外食産業の魅力。
新たなライフスタイルに合わせた商品を。

コロナ禍による世間のライフスタイルの変化により、外食産業でもテイクアウトや冷凍商品など、お客様から求められていることも変わってきました。コロナ以前から販売していた冷凍商品の認知度が上がったり、家でも店舗と変わらずおいしく食べられるんだという認識をもっていただけたり、悪いことばかりではありません。
これから就職活動という学生の方のなかには、もしかしたらこの業界への就職を心配される方もいるかもしれません。しかし、自分の頑張りや意欲次第で、どんどん成長でき、階段を上っていけるように思うので、ぜひ前向きに取り組んでいただける方と一緒に働きたいですね。
外食が感染の原因になるという風潮もある一方で、飲食店をなかなか利用できないことでありがたみを感じられた方も多いと思います。外食のよさはいつも家では食べられないものを食べられる喜びであったり、友人と一緒に食べられる楽しみであったり、それらがまた普通にできる未来が戻ってくると思っています。そのときに選んでいただけるような、リンガーハットの看板になるような商品を作れるように、これからも頑張っていきたいですね。