INTERVIEW

ゼロイチで作り上げる喜びを知った今、
先の見えづらい時代だからこそ、
みなで外食産業の未来を切り開いていきたい。

外販チーム

原田 迪世

いろいろな人と関われる楽しみと
上司の存在が入社の決め手。

語学がとても好きで、人とつながる職に就きたいと考えていました。そして、とんかつ濵かつでアルバイトをしていたことから、お客様もスタッフも、いろいろな人と話ができる、リンガーハットこそ働きたい場所ではないかと思えたのが入社の決め手です。たとえば店舗スタッフだと、上は50、60代、下は高校生。もちろん社員に従業員といろいろな立場の人がいます。そのなかで話をして、こういう意見もあるんだと吸収できる。アイディアがたくさん出てきて、それを実際に現場に反映できれば喜びにつながり、逆にうまくいかなければ、次はどうしようかとまたみんなで考えられる。まわりの存在にとても助けられましたし、感謝してます。
そのような店を自分で立ち上げて、信頼してもらえる人材になりたいと、アルバイト時代から入社後のイメージも付けられていました。また、入社してからの副店長の時代も含め、上司の存在もとても大きかった。気遣ってくれたり、叱ってくれたり、「あなたの上司は誰?なんのために私がいるんだ?責任を取るためでしょ」という言葉はいまだにとても印象深く、自分のマインドの礎になっています。

立て続けに新プロジェクトを経験。
ゼロイチで作り上げる楽しみを知る。

店長になってからは、立て続けに新たなプロジェクトに関わらせてもらいました。まずは初めて店長になった店舗が、タブレッドでの新オペレーションシステムの導入1号店に。着任したばかりでまだ従業員ともコミュニケーションが取れていないなか、新システムで不具合も出てくるし大変でしたね。それでもみんなの意見を聞きながらシステムを改善してもらうなど、当初思い描いていた“みんなで考える”店舗をさっそく実践できた貴重な経験でした。
そして、次に新業態「とんかつ大學」の立ち上げに参加しました。とんかつ事業初のフードコートへの出店で、1号店に携わった後、2号店の店長となり軌道にのせました。初めての業態で右も左も分からないなかでのスタートでしたが、その分やりがいが多く、ここでもゼロから作り上げていく困難と楽しみを知りました。どちらのプロジェクトも抜擢されたのは偶然だと思っていますが、「リンガーハットで若くて生きがいいやつに」と選んでもらったと聞いたことがあり、意欲を買ってもらったのかもしれません。

B to CからB to Bへの転換も
現場経験を生かし消費者目線で。

現在は外販チームに所属しています。ちゃんぽんや皿うどんをはじめとしたリンガーハットの冷凍商品を、スーパーやコンビニなどに置いていただくように売り込んでいく営業部隊です。これまで店舗でお客様を相手にしたB to Cから、大手のエリアマネージャーひとりひとりに会いに行くB to Bへ。まず外食という本業あっての外販の位置づけで、ブランド管理やポリシーから卸値の条件交渉は一切受け付けないのですが、それでも売れるのはやはりブランド力を感じますね。ひとつ成約したときの売上もケタが違うので、成功した時は自分の成果に加え達成感にもつながり、苦労してよかったなと心から思えます。
B to Bとはいえ正確にはその先のCも含んだB to B to Cで、店長時代に多く携わってきた個人のお客様のことも常に頭にあります。最終的に行き着くニーズは店舗でのお客様と同じはず。そのあたりを的確に捉える発想やプレゼン時の説得力は、店舗での経験をしていなければ、一般的な商社などでは生まれないと思いますね。一方で、まだまだリンガーハットのブランド力に助けられています。今後は商品にプラスアルファで自分自身の魅力を認めてもらえるよう、努力しています。

SCHEDULE

  • 8:30~
    出社⇒社内通達・メール・前日の積み残し確認
  • 9:00~
    売上確認・商談時の準備
  • 11:00~
    取引先訪問
  • 13:00~
    取引先訪問
  • 14:00~
    商談後の報告・今後の進め方
  • 16:00~
    明日の業務内容確認(報告物期限の確認)
未来が見えづらい外食産業だからこそ
自分たちで未来を作れるチャンスがある。

コロナ禍により、外食業界の将来が不安視される傾向にあるのは事実です。しかし、もっとも厳しかった1回目の緊急事態宣言のときに、リンガーハットは言葉だけではなく本当に、従業員のことを第一に考えてくれているんだなと実感しました。全従業員に国からの6割に加え、会社から独自でプラス2割の給与保証が出たのです。その決断は、なかなかできることではありません。同業他社ではリストラも発生していますが、リンガーハットはまったくなし。大変なときにこそ会社の本質が見えるという意味では、「我が社の対応にすごいな」と心から感じましたね。そこは学生のみなさんにも安心してほしいなと思います。
業界全体がこれからどうなっていくか、私も正直、未来はあまり見えていません。しかし、未来が見えづらいからこそ、我々の手で未来を作り上げることができると思っています。厳しい時代だからこそ、その先の飛躍に向けて、みんなで一緒に考えませんか?と伝えたいです。来年60周年を迎えるリンガーハットで、それを65年、70年と担っていく、新たな未来を作っていくのは若い世代です。そのためにどうすればいいのかみんなで考えれば、お店の現場も開発も、会社全体から具体的なアイディアがたくさん出てくると思います。そうしてできた商品を、私たちも全力で売りにいけたら本望です。そのような意欲をもった人と、ぜひ一緒にリンガーハットの未来を切り開いていきたいですね。